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2017年03月29日

続・映画と拳銃について

仕事の打ち合わせが延期( ;∀;)になってしまいました。

で、再び映画と拳銃について・・・

今回はアメリカ映画に欠かせない拳銃と言えば⇒『コルト’45 M1911』の登場です。記号と数字だと、どんな銃なのか推定できませんね。

アニメだとルパン三世の銭形警部の愛銃といえば判り易いでしょうか(笑)



45と数字がありますが、これは銃身の口径を表しますのですが、アメリカではインチ表示なので0.45インチつまり約11.2㎜という事になります。その昔、38口径(約9mm)ではフィリピンのモロ族を倒せず、45口径のマンストッピングパワー(対人抑止力)が優れていましたので、所謂アメリカ人の中では絶対的な信頼をおける銃弾といえます。



これの実銃射撃経験もありますが、弾の大きさと銃自体の重量比の影響か、

(ウイーバースタイル)でも反動が肩にガツンとくる印象で、

標的に当てるのは難しいと思いました。欧米人の大きな手でも片手撃ちでの正確な射撃は相当な慣れが必要と思います。44マグナム6インチ銃身の方が当てやすいとすら感じました。また1911は米軍正式採用となった年号に拠りましたところから、別名コルトガバメントとも呼ばれます。現在ではコルト社の特許が切れていますので、各国各社から同様の銃が生産販売されています。


さてさて、本題の映画です!この拳銃が出てくる映画はたくさんありすぎるのですが、私が選んだのは、


次の3本です。スティーブ・マックイーンの『ゲッタウェイ』ウォーレン・オーツの『デリンジャー』そして印象的なのはトム・ハンクスの『プライベートライアン』です。





この3本の映画とも主役級の銃器は、トンプソンサブマシンガ

ンやポンプアクションのショットガンだったりするのですが、いいところで(大抵映画の最後辺り)出演します。

それぞれ、グリップ(銃把)の安全装置や、

スライド上の安全装置をクリックしたりと細かな描写が泣かせます。

主演の皆様、大抵片手で撃っていますが、

そこは銃に慣れていると解釈しましょう・・・(*’▽’


アクション映画で使われる拳銃は非常に印象的であります。どんな銃を使うかで主役の性格を想像出来たりもします。アクション映画を観る時の参考の一つとしてどうぞ~(^^♪  


Posted by keigo wat at 14:36Comments(0)余談・・・雑感

2017年03月14日

映画と拳銃について

映画と拳銃について(その1)


拳銃も配役の一つではないだろうか?と思ったお話しです。

今回は“007”でケチをつけられてしまい

一時は経営危機にまで落ち込んだ『ベレッタ』について(^ω^)・・・

 007の後、イタリアのピエトロ・ベレッタ社は1978年から始まった米軍正式採用トライアルに挑戦、なんと!M9として正式採用されてしまします(;゚Д゚)

このベレッタ92は、ベレッタM1951の後継機として1970年に開発がスタートしています。当時の西側は政治テロが頻発しており、市場のニーズが多弾装・ダブルアクションにあると睨んだベレッタ社は、1975年に、ダブルカラムマガジンに9mmパラベラム(いわゆる38口径相当ですが、リボルバー用弾とは形状は異なります)を15発装弾できる、ダブルアクションのベレッタ92を発表しました。ベレッタ92は、ワルサーP38の流れを汲むプロップアップ式ショートリコイル機構を持っています(発射時のガス圧で後退するスライドより前に銃身後退させそのショックを逃がす機構)ブローニング380あたりのストライカー式ブローバックとは少し異なります。更にこの銃は安全レバーが左右に付き、マガジンキャッチボタンも入れ替えられるので、右利き、左利きを問いませんし、2丁拳銃も可能です。

私も同銃で射撃した経験がありますが、初心者でも正しい姿勢で3マガジン(45発)も撃つと、7~8秒で15連射くらいできるようになります(的に当たるかどうかは別問題ですが( ´艸`)

同社の拳銃の特徴であるスライドの上面を大きく切り取ったデザインは、イタリアの銃器デザインのひとつの到達点とも呼ばれ、見た目の美しさは芸術品にたとえられるほどです。そして、米軍正式採用という追い風に乗った“ベレッタ92”はその特徴的で流麗なデザインと多弾数がウケて映画に採用されるのです。

そしてその映画として有名なのは、『男たちの挽歌』『リーサルウェポン』『ダイハード』ですね。これに異論はないと思います。

“男たちの挽歌”ではチョウ・ユウンファが使う特長的な2丁拳銃・・・

(ジョン・ウー監督はこれが好きらしい。あと韓国リメイク版は観るに堪えない)




“リーサルウェポン”では、メル・ギブソンが特殊部隊あがりの象徴として・・・


“ダイハード”ではブルース・ウイリスが多弾数を活かして撃ちまくる・・・


等々、映画の中でベレッタ92は重要かつ助演級の役割を果たしています。しかし、その後2000年代に入ると、新型拳銃が続出しベレッタ92はだんだん使われなくなってしまいます。例えばグロックシリーズとかはダイハードでも使われたりしています。

アクション映画で使われる拳銃は非常に印象的であります。どんな銃を使うかで主役の性格を想像出来たりもします。アクション映画を観る時の参考の一つとしてどうぞ~(^^








  


Posted by keigo wat at 17:10Comments(0)雑感